耳をすませば 〜Back to the 1979〜

修学旅行「おもしろ会」
実は音質はあまり良くないです。
それでも、あの空間を共有した者になら聴こえるはず。
静かにした部屋でヘッドフォンのボリュームをMAXにしてください。
そして30余年の時を超えた音に浸ってみてください。
どこかでニヤニヤしたり、プッと吹いたり、あるいはジーンと来たり。
そんなひと時が、明日からのみんなの活力になることを願って…

○概要
 プログラム委員会の主催。4泊5日の修学旅行における唯一の全体集会。
○日時
 1979年11月14日(水)午後8時25分〜9時45分
○会場
 奈良、大文字旅館 121〜123号室
 3組男子と4組男子の寝室(定員60名)をぶち抜いた大広間。
 生徒360余名と教員14名が集結した圧迫感はかなりのもの。
○演目
 5分の枠内で、8クラスそれぞれに工夫を凝らした自由演目。
 順番は各クラスプロ委によるくじ引き?
○審査
 引率教員6名と、プロ委5名により公平にランク付け。
○進行その他
 開始早々マイクトラブルが発生。
 たまにマイクが通る場面があるものの、司会・演者とも基本は肉声。
 そのため、ただでさえ熱い会場の雰囲気はさらにエキサイト。
 会場後方からの「聞こえねーぞ!」のツッコミは、臨場感たっぷり。

< 耳をすませて 限定公開 Youtube からご覧ください >
01. 開会宣言
○宣言文
  これからおもしろい会を始めます。
  5分という短い時間ですが、限られた時間の中で、各クラス、
  今までの練習の成果が発揮できるよう、頑張ってください。
○審査員
  校長先生、菊地先生、鈴木(正)先生、鹿又先生
  塚本先生、飯田先生、野沢(2-3)以下プロ委5名
○司会者
  水越(2-5)、濱田(2-1)



02. 2年3組 合唱
当時の大ヒット曲を並べた合唱での直球勝負。
企画面での物足りなさがあるのは、きっとHRでの討議を流したんだろうな(笑)
それでもアメリカン・フィーリングのサビ部分のコーラスは聴かせてくれます。
音楽選択クラスとしての面目躍如。
○思い過ごしも恋のうち(1979年7月)
○アメリカン・フィーリング(1979年5月)



03. 2年7組 合唱
盛り上がりなのか開き直りなのか、持ち時間を余裕でオーバー。
司会者に促されても一向に撤収する気配がなく、スタンスはアウトロー。
そんな暴れっぷりも今となっては微笑ましくさえある。美術選択クラス。
一方の司会者水越は、この件の対応で女子からの好感度が急上昇(笑)
写真は、安田がいい仕事してくれたものを使っちゃいました。
それから、最後の替え?歌は、タイトル等、まったくわかりません。
「♪にくまん、にくまーん〜」とか歌ってるんだけど、わかる人がいたら
是非、一報ください!
○東京音頭
○炭坑節、他



04. 2年8組 合唱
当時の人気CMソング集。
今でも耳にする定番ソングに混じって、「あったね〜、こんなの!」と
タイムスリップさせてくれる懐かしソングも。美術選択クラス。
大内らしき元気いっぱいの合いの手が、メドレーに花を添える。
○ヨドバシカメラ、タケダ薬品、セブンイレブン
○サクラカラー、アデランス、パンシロン、ジャン



05. 2年4組 人間カラオケ
カラオケパートを担当する男子が、ボーカル担当の女子を囲む舞台配置。
そんな中、なぜかセンターポジションをゲットしてご満悦な伊坂(笑)
エンターテイメントな発想と、イントロが強烈な選曲センスで魅せた音楽選択クラス。
冬の稲妻の高音部分は、思春期男子のM性を間違いなく覚醒させたはず(笑)
○カリフォルニアコネクション(1979年4月)
○冬の稲妻(1977年10月)
(画像協力:野房、島村)



06. 2年1組 替え歌
修学旅行の夜や、受験苦をもじったかえ歌メドレー。
前半に聞こえたシーコールを、後半の女子のダンスで見事に吹き飛ばす。
女子パワーが強烈だった書道選択クラス。
2年生のこの時期、女子の体育は創作ダンス。
○お正月、巨人の星、帰ってきたウルトラマン、月光仮面>
(画像協力:寺地、坂下、米川)



07. 2年6組 漫才
修学旅行の夜や、受験苦をもじったかえ歌メドレー。
全員参加型の他のクラスに対し、深井&山口のツートップによる斬り込み。
当時のノリや空気を最も強烈に味わえるのがこのクラス。
場の盛り上がりとアンコールの勢いは随一。動画がないのが何とも残念。
洞察力や描写力で本領を発揮した美術選択クラス。
○ツイストの形態模写
○雑誌の表紙シリーズ
○鷺谷先生の立ち小便
(画像協力:金井)



08. 2年2組 合唱
指揮は栗田。つかみは元気いっぱいなものの、歌うは普通に「森のくまさん」
会場内に漂う一抹の不安を裏切ることなく、歌は何の変哲もないまま終盤へ。
♪お礼にうたいましょう ラララ〜と、歌詞もそのままに歌い切る。
スカされた感でいっぱいの会場からは、ブーイング含み?のアンコール。
熊さんとお嬢さんの寸劇でも、せめてあれば…。書道選択クラス。
○森のくまさん



09. 2年5組 合唱
これで最終回となりました。最後にふさわしく素晴らしいキャンディーズメドレー
の合唱だった事もあり、約5分半のフルバージョンでお届けします!

後楽園球場のファイナルカーニバルに詣でた上級者から、ブラウン管越しに
熱い声援を送っていたライトな層まで、キャンオタ率の高さを誇った2-5。
そんなオタの一人、鈴木慎が編曲を担当したものだから、出来上がった
楽譜はガチモノ。HRの決議はけっこう適当だったのに(笑)
ヒットナンバーが散りばめられた珠玉のメドレー。音楽選択クラス。
(画像協力:坂下、高久、米川) 
○キャンディーズメドレー
 あなたに夢中〜年下の男の子〜夏が来た!〜春一番〜悲しきためいき〜
 ハート泥棒〜内気なあいつ〜そよ風のくちづけ〜わな〜やさしい悪魔〜
 アンドゥトロワ〜危い土曜日〜哀愁のシンフォニー〜微笑がえし〜つばさ



(最終回)